教育・文化

【急増する少年犯罪への対応と、文化の継承・地域活動】

次世代を担う若者たちの、夢を夢で終らせない~未来のために今やるべきこと~

いじめ問題、受験対策による高校の履修不足、連日新聞を賑わせる教職員の不祥事。何かが歪んでいる、街が乱れています。コンビニの前では行き場のない若者がたむろし、モラルを無視した行動が当たり前の世の中になりつつあります。人をいたわり、慈しむ「心」を育成できる教育改革や地域改革を推し進める必要があります。

〔対策〕学歴競争社会のシステムの中で、ゆとりが失われ、「個性」や「人づくり」のための教育が行われていない。今の教育改革の在り方として、公立校における中高一貫教育化を関連行政と連携し、実現させる。また、地元の歴史・文化行事への参加や地域ボランティア活動を通じて「思いやり」「助け合い」の精神を学ぶ環境づくりを、国の対策を待つことなく、県独自に最重点項目として実施する。

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最近、考えられない事件、事故が多く発生している。親が子を、子を親が殺めたり、公務員による信じられない不祥事、そこに偽装や、かばいあいがはびこる。このような歪んだ社会の今だからこそ、モラルの向上とスタンダードを構築しなければならない。
 子どものいじめ問題が急増している。弱いものをよってたかっていじめ、周りもまた見てみぬふりをする、卑劣極まりない。いじめを見逃している学校に問題があることは言うまでもなく、日頃から家庭内でもコミュニケーションをとり、早い段階で異変に気付き、サポートしていく必要がある。
また、昨年、全国の高校で履修不足が表面化し問題になったが、文部科学省の進めた「ゆとり教育」と「受験戦争」のギャップによって起こったことといえる。まさしく「教育の場」であるはずの高校が、いつの間にか「予備校化」していたことの証であろう。
そもそも歴史教育は、年齢を問わず、人間にとって極めて大切な学問である。人間が歴史から学ぶことは実に多いはずである。歴史とは人間の営みの積み重ねであり、歴史を学ぶということは、生きるということを学ぶことに他ならない。
しかし、神奈川県を例に取ると、県立高校の生徒のうち、日本史選択は約7割にとどまっており、約3割の生徒が一度も日本史を勉強しないで卒業している。日本人の教育にとって大事なことは何かということをしっかり考え、教育改革を行う必要がある。
教育の原点は人間教育のはずである。我が国の教育はもう一度、「何のための教育か」に遡って改革する必要がある。
一方、青少年の薬物乱用も今や大きな社会問題になっている。最近の薬物情勢は警察庁の資料によると、全国の薬物事犯全体の検挙人員は減少傾向にあるが、平成17年において、覚せい剤事犯の検挙人員が5年ぶりに増加したこと、大麻事犯は検挙人員が減少したものの、乾燥大麻の押収量が過去2番目を記録したこと、MDMA等合成麻薬事犯は、検挙人員が過去最高であった前年とほぼ同水準で、押収量は50万錠を超えて過去最高を記録したことなどを踏まえると、依然として予断を許さない状況である。
普及運動や麻薬・覚せい剤乱用防止運動の期間に、行政・団体・ボランティアが一体となって街頭キャンペーンや講演会を実施したり、小・中学校、高等学校での薬物乱用防止教室を随時実施したりするなど、薬物乱用防止のための広報・啓発活動を県警と歩調を合わせながら推進していく。

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